「 ──お嬢様、その薬品は危険でございます!」 アウステル城の地下、その一角で今日も呆れたような声が響く。 「もー!わたくしが森で摘んできた薬草やら石やら使ってるんだからちょっとぐらい触らせて頂戴よー、けち!」 そう駄々を捏ねているのはアウステ…
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